現在でも隆起を続けている比良山地は風化・浸食作用がはげしく、大雨が降ると多量の土砂を下流に流す。安曇川など比良山地の急傾斜から琵琶湖へ流れる川は湖岸に扇状地をつくるが、上流で活断層上を流れてくる安曇川はとくに土砂の運搬量が多く、今津付近に大きな扇状地をつくっている。

  • 場 所:高島郡安曇川町
  • 交 通:JR湖西線「安曇川」駅下車

琵琶湖に突きだした扇状地