野洲川によって運ばれてきた土砂が琵琶湖に堆積し、日本最大の湖成三角州をつくっている。大雨ごとに琵琶湖に運ばれる砂や泥が三角州を成長させ、しだいに沖の方に延びていったため、琵琶湖は琵琶湖大橋付近で大きくくびれ、対岸までの距離は1.7kmしかない。このほか安曇川、姉川、愛知川などでも三角州がよく発達している。
場 所:野洲郡中主町
交 通:JR湖西線「堅田(かたた)」駅下車
人工衛星から見た野洲川の三角州