明延鉱山の歴史は古く、平安時代にすでに銅が採掘され、奈良の大仏の鋳造にも使われた。ここでとれた鉱石は黄銅鉱、黄鉄鉱、斑銅鉱、閃亜鉛鉱、方鉛鉱、錫石など多様で、かつては一円電車と呼ばれる鉱山運搬用のトロッコ電車が走っていた。
場 所:宍粟郡明延町
交 通:JR山陰本線「八鹿」駅からバス「大屋市場」下車
明延鉱山の坑道